リトープスの播種方法

 

<楽しいリトープスの種まき>

種からリトープスを育ててみましょう。

種まきに必要なものや種まきの方法を

掲載しています。

 

 

リトープスの播種方法

 

用意するもの

 

①容器

容器は市販されている鉢や、自分でプラスチックの素材を再利用などして使っても良いです。

例)ペットボトルの底に穴を開けるなど。

 

②培養土

小粒~中粒の赤玉と鹿沼土を底に敷く。

容器の4分の1くらいが良いです。

川砂とピートモスなどを入れる。

配合が難しい場合は市販の多肉、サボテン用の土を使っても良いです。容器の淵から1センチまで入れます。

表土には微粒の砂利や赤玉微粒を敷きます。

容器の淵ぎりぎりまで入れてください。

 

 

用意するもの

 

③種

リトープスの種はとても小さいものです。

注意しながら扱いましょう。

乾燥させないよう注意し、長期間保管する場合は

完全密封し、冷蔵保管しましょう。

 

種を蒔く時、密集しないよう均等に蒔きます。

 

④スプレー

表面だけ湿らせるためスプレーで軽く潅水します。

発芽までは常に水分を補充してあげてください。

 

 

  種を蒔いたあと、腰水します。

容器を水につけておくことで、常に水分を補給できます。

水が濁ったり匂いがする場合、新しい水に変えてください。

 リトープスはゆっくり成長しますので、長い間植え替えはしないことを考えて

播種用の容器を選んでください。

 表面にカビや細菌が発生する場合がありますので、消毒用のアルコールなどを少量

スプレーしてあげてもよいです。

 播種が終わったら、日当りのいい場所に置き、毎日観察しましょう。

リトープスの芽はとても小さいのでよく見てください。

 リトープスが発芽したら、たくさんの日光を必要とします。

管理しやすい場所に置き、常に水分が不足しないようにしましょう。

 

 種を蒔いてから早いものは3~10日ほどで発芽します。

遅いものは1か月~1年かかるものもありますので気長に待ってみてください。

 

同種でも発芽後の生長には差があります。

ぷっくりと頑丈そうなものもいれば、ひょろっと頼りないものもあります。

 

大きく生長した時にも個体により、色や模様が違うこともあります。全く違う変種が出てくるかもしれません。

 

左の写真はリトープスミックスの播種から10日目です。

 

種まきから1か月の間は、ほとんどの種が発芽しますので、日に日に楽しみです。

毎日観察して、小石の間から顔を出すのを探してあげましょう。

 

発芽から2~3か月は、徐々に腰水の水位を下げる感じで、乾燥に馴染ませます。

もともと乾燥に強い植物ですが、この時期はまだ根がしっかりとしていないため、極度な乾燥には弱いです。

 

リトープスは日光と風が大好きです。発芽したら風通しの良い、陽がよく当たる場所で育てましょう。

 

左の写真は、リトープスミックスの種を蒔いてから、3か月目です。

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